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竹久夢二 恋の言葉+少女詩集・恋
¥700
2004年刊行、画家であり詩人でもある竹久夢二の作品を編み直した詩集。 夢二自身の絵をふんだんに使っており、言葉と画の両方からその世界観を味わえます。 コンパクトなサイズで持ち運びやすく、詩もノートに書き写せるほどの長さ。 日常のなかで気軽に夢二の詩情に触れられる一冊かと思います。 ※2冊セットです
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incomplete album 展翅零
¥700
2023年刊行、短歌集。 短歌という形式は、現実ではスケールもカテゴリーも異なるものを、言葉を通して等価に扱ってしまうような不思議な力を持っているように感じます。例えば、この歌集のなかの「飛行場降り立ちミュンヘンの風がわたしを生かす秩序を撫でる」という歌では、あたかも概念と自然現象が同じ階層で共存しているかのようです。 個人的に、短歌の面白さを教えてくれた一冊でした。
