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  • 蜃気楼書店「馬に名字を決めてもらう」

    JPY 1,000(USD 6.31)

    ▽▼公式情報▽▼ 著者の私たち夫婦は結婚にあたり、名字を馬に決めてもらいました。 神社にいる神馬(しんめ)と呼ばれる馬に、二人同時に人参をあげて、食べてもらったほうの名字にするという方法をとりました。このZINEは、わざわざそんな方法を選んだ経緯や、その過程で考えたことをまとめた一冊です。 エッセイ4編、図解コーナー、名字をめぐるミニレポート1本を収録しています。 ー リソグラフ印刷、製本はミシン綴じです。チャームポイントは背の上部に残した糸。垂らすと馬のたてがみのようでかわいい。ちなみに本文・表紙のインク色と製本糸の色は人参カラーをイメージしました。モノとして手で触って・見て楽しめる一冊に仕上がったと思います。 ー ・判型:A5判 ・ページ数:本文20P ・製本:中綴じ製本(ミシン綴じ) ・印刷:本文一色 △▲△▲ ひとの作品を紹介するのはいつも難しいけれど、今日はとりわけむずかしい。 それは、「結婚と名字」という社会的でありながらもデリケートなテーマを扱っているから、というだけではない。 この作品「馬に名字を決めてもらう」は、内容が良いというだけでなく、それとは別のレイヤーで、ZINEとして出されたことの意味を大きく感じるからだ。 — 何かを読むときは、無意識に対象を既知の型にカテゴライズして、それに合わせた姿勢をとろうと身構えてしまいがちだ。 例えば、これは「研究」なのか?「エッセイ」なのか?「政治的な発言」なのか?そんなふうに。 けれど、「結婚したらどちらかが改姓する」という無味乾燥な「ルール」に対して、自分たちなりのスタンスや選択を、できるだけオーダーメイドでつくろうとしている、そんな等身大の思索と実践の結果として、この作品がZINEという形に生まれたのだとしたら。 既存のカテゴリーや、既存の二択:結婚にまつわる規範に従うか反抗するか、に押し込めるのではない、しなやかな読みの姿勢がきっと要る。 — すでに形のある内容がZINEになっている、というよりも、ZINEになることで形をとったひとつのアティチュードがここにある、と表現したくなるような作品。

  • DJ PATSAT「平凡な生活」

    JPY 2,000(USD 12.62)

    これまで、作者の方や内容について自分なりにご紹介していましたが、今回からはもっと別な方法を模索します。 そう思ったきっかけは、DJ PATSATこと土井政司(敬称略)による商品紹介を読んでいてのことでした。 土井さんは大阪・淡路で「書斎解放戦線」をかかげて、タラウマラという店を営まれています。 Instagramひとつとっても、投稿されている本やCDの紹介についての文章は、出版社の紹介をコピーペーストしたものでもなければ、紋切り型の言葉を一つ二つ放って片付けるものでもない。そこにあるのは、「体内を一度通過した言葉、血肉化された言葉」です。 自分はまだ、こうして、ひとの言葉に対して解釈を表明し、言い切ることが、率直にいえば怖いです。 そこで、「感じます」「思います」「かもしれません」を使えば、簡単に丸くできることもわかっています。 でも、「不遜さもないが、当たり障りもない(毒にも薬にもならない)」作品紹介をしていて自分はいいんだろうか?作品を世に放つ人が覚悟をもって紡いだ言葉に対して、自分は安全圏からぺなっとした言葉を投げているだけで、満足なんだろうか?そもそも、素晴らしいと思ったから販売することにした作品に対して、そのへっぴり腰はなんだ??と思いました。 「平凡な生活」は、DJ PATSAT自身の言葉によってきっちり編まれた日記です。ユーモラスな一日もあれば、ほろっとくるようなやりとりもあります。でも、常にどこかには抜き差しならない緊張感が漂っています。ふとした瞬間に、読者に対して、「それでお前はどうする?」と問いかけてくるような。 --- 毒であろうが薬であろうが受け取る気概のある貴方に、自信をもっておすすめできる作品です。 解説は、自分が書きました。 Te La Mondoの店頭とオンラインショップにて販売しております。 ▽▼公式情報▼▽ 敬愛する作家、庄野潤三『夕べの雲』講談社文芸文庫版の解説で阪田寛夫が「丘の上の庄野家を写した大浦家五人家族の時の流れと同時進行で、毎日三枚だけで書き進められた、ある意味では極限の、この先どうなって行くか全く分からない「いま」の接点を、時計の秒針と同じ速さで踏み出し歩み続ける小説だ」と書いています。 本書はまさに自分にとってそのような書き物です。 タラウマラ開業5年目のベスト・オブ・ベストな日記本にして、著者の45年間の人生哲学がすべて詰まっていると言っても過言ではない「平凡な生活」の記録。偉そうな物言いに聞こえるかもしれませんが、本書があればレイモンド・マンゴーの『就職しないで生きるには』を一旦、棚に戻しても問題ないかと(笑)。同時代に同国で生きていくことを考えれば、本書のほうがはるかに実用的だと自負しています。 著者 DJ PATSAT 解説 小幡玲央 発行所 タラウマラ 装丁・本文デザイン 呉松慶吾 カバー印刷 マノ製作所 印刷・製本 イニュニック 375頁 文庫サイズ

  • NAME CARD / KITAZAWA RYO

    JPY 1,000(USD 6.31)

    新潟発、webメディア「Things」編集部の北澤凌氏によるZINE「NAME CARD」です。 服を愛する友人8人の方へのインタビューが載っています。 各ページには、実際のファッションのスナップ写真もちりばめられています。 —— 前々から、服を愛する人に、その人の服へのこだわりを聞いてみたい………という個人的な思いがありました。 でも、ひとが大事にしているものを少しでも見せてもらいたいと思うなら、やっぱり自分自身も同じように差し出せる大事なものがなければいけないはずだ。そう思って、生半可な気持ちで服について質問をするのは違うなと、その問いを胸にしまっていたのですが。 このZINEでは、その人のこだわりについて真正面からとことん話を聞いています。 —— コンプレックスや鎧としてとらえていたところから変化していった服との付き合い方、アウトドアや音楽・映画と洋服のかけ合わせ、生き方としてファッションを捉えること……インタビュアーへの深い信頼があったからこそ紡ぎ出されたのであろう言葉。 どの人の言葉も「服が好きってこういうことでもあるのか……!」と電撃が走るような重さを帯びています。 音楽にせよ、文学にせよ、何にせよ、熱量をもって何かを愛している人の存在を知ることは、その後の人生に多大な影響を与えると自分は思っていますが、その一端がここにあります。 めちゃくちゃ格好のいいZINEです。 —— Te La Mondoの店頭とオンラインショップで販売しています。 値段[1000円(税込)] ▽▼公式情報▼▽ 洋服って、僕にとっては「名刺」みたいなものだ——言葉を交わさなくても、「僕はこういうものが好きなこんな人間です」と一瞬で伝えてくれる。これまで、僕はそんなふうに洋服を名刺代わりにして、たくさんの人と出会ってきた。北澤凌が、「洋服」という共通言語を通じて出会った8人の親しい友人たちにマイクを向けた、名刺代わりのZINE。 −−−−−−−−−−−−−−−− 北澤凌 『NAME CARD』 企画制作:CAPSULE PRESS 発売日:2026/8/23 体裁:A3二つ折20ページ −−−−−−−−−−−−−−−−

  • TEPPEI SAKO「CHILL TOWN #29」

    JPY 2,000(USD 12.62)

    SOLD OUT

    アーティストユニット・THE COPY TRAVELERSでも活動する、迫鉄平によるCHILL TOWNと銘打たれたシリーズの#29。 昨年には、スペインの出版社「Handshake Books」から、2016~2025年のベストが出ています。 つい最近、偶然にこのシリーズの#3を手にする機会があり、見たことのない街の断面に、なんだこれは……!?と一瞬で引き込まれました。 ーー ときにズームアップして写真に切り取られた、これまで日常のなかで注意を留めずにいた風景。それらをじっと見ているうちに、日常ってものすごい異変と隣り合わせなのでは……と思えてきます。 今回は「青森編」ということで、牧草地や砂浜など、自然の事物の写真もあります。 チルタウンのまなざしを通ると、そんな天然のものたちまでもが、見たことのない何か……街に置き去りにされた遺失物とか……に見えてくるよう。 「スマホで鳥を撮影してる女性」の写真なんて、こうして言葉にすると写真になるのかすら疑問に思えるような風景ですが、思わず見入ってしまうのだから不思議です。 ーー 自分は写真に明るくないのですが、じっと眺めているだけでも刺激的な写真集だと感じます。 Te La Mondoの店頭と、オンラインショップで販売してます。 ▼▽仕様▼▽ A4・フルカラー48P・オンデマンド印刷

  • ZINE『(W)AVE』Vol.2

    JPY 1,500(USD 9.47)

    SOLD OUT

    ZINE『(W)AVE』Vol.2 特集は「CDリバイバル/めくるめくCDの世界」ということで、CDにかかわる読み物がぎしっと詰まったZINEです。 音楽WEBメディアの「musit(@musit7)」が発行するこのZINE、寄稿やいろんなコーナーが載ってる雑誌スタイルに胸踊る人には、すでにどんぴしゃりかもと思うわけですが……。 —— 内容を私見でざっくりと分けるなら、【ディスクレビュー】【ショップ訪問】【海外のCD事情】【コラム】【創作】、別冊に【あの人が初めて買ったCD】という具合かと思います。 なかでも、【コラム】の「CDを500円で売る50の方法(文=カニコーセン)」と「100円CDを掘るということ(文=デラ)」は、それぞれの筆者のCDと共に歩んできた時間が滲み出していて、それに裏打ちされたCDおよび音楽との「付き合い方」は、自分のようなCDを買いはじめたばかりの人間には、巨大ピラミッドのような趣を呈しているようにも見えます。 【ショップ訪問】のコーナーは、写真を見てるだけでも楽しいですが、取材を通じて店主のお店や音楽への向き合い方が伝わってくるだけでなく、店主おすすめのCDまで載っています。もちろん知らない作品だったりもしますが、だからこそこの店に行ってみたい……という気持ちになってきます。 —— このZINEの好きなところを強いて一言にまとめるなら、「大事」があふれていて、それを編集の力でひとつの熱源にしているところなんだと思います。 いろいろなコーナーがあるので、どこから読んでもいい、好きなところだけ読んでもいいかもしれないし、ぜんぶ通して読んでCD事情に詳しくなるのももちろんアリ……というわけで、CDをたくさん持っている人も、最近あつめている人も、是非お好きな付き合いをしてみてください。 Te La Mondoの店頭とオンラインショップで販売しております。 (オンラインショップのリンクは、Instagramのプロフィールにございます。) 値段[1500円(税込)] ---- ▽▼公式情報▼▽ ■仕様 本体:A5サイズ/90ページ/フルカラー 別冊:CDブックレットサイズ/16ページ/フルカラー ■寄稿者一覧 アタル(ハシリコミーズ) 鴉鷺(Sleep like a pillow) 苺谷ことり Fg(butohes) Kaede Hayashi 翳目 門脇綱生(Meditations/Sad Disco) カニコーセン 工藤祐次郎 Kensei Ogata 小森まなこ(killmilky) Goseki(Awesome &roid) スズキナオ 鈴木レイヤ すなくじら 竹下力 對馬拓 ディスク百合おん デラ 仲川ドイツ 中澤星児(si,irene/フリサト) 七尾旅人 MA1LL みくりや佐代子 ゆっきゅん(電影と少年CQ/DIVA Project) 吉田棒一 ■収録内容(目次) p.03 INTRODUCTION p.08 CDで聴きたい/所有したい作品【レビュー】 p.16 CDを500円で売る50の方法【コラム】 p.19 CDの魅力とは【コラム】 p.20 Post-Heisei No Oto:CD Age Japanese Ambient & New Age Music Disc Guide 1989-1998【レビュー】 p.26 8cm CDオンリーDJのとある一日【コラム】 p.28 100円CDを掘るということ【コラム】 p.32 CDショップ訪問【紀行/インタビュー】 ┗雨と休日/more records/FILE-UNDER RECORDS/トチギマーケット/大洋レコード p.48 CDが繋ぐアイドルとファンの架け橋──I.D MUSIC BAR ma.YU.ge【紀行/コラム】 p.52 アメリカのCD事情【紀行/コラム】 p.54 ロンドンでCDを探して【紀行/コラム】 p.66 Good Music酒場探訪記 Vol.2【紀行/連載コラム】 p.70 円盤説【詩】 p.72 童貞こじらせ男子の初恋YAH YAH YAH日記【エッセイ】 p.76 ドントストップザミュージック【小説】 p.80 ベガスヒップグライダー【小説】 p.84 Automatic for the People【小説】 別冊:(W)AVE ANNEX[初めて買ったCD] ■発売日 2022年12月15日(木)

  • なきもの 小幡玲央

    JPY 1,000(USD 6.31)

    新作ZINE「なきもの」は、短編小説1篇+ごく短いエッセイ2篇の構成になっています。 今回は、冬ごろに小説の原稿を揃えてから、出すことを決めるまでにかなりの時間を要しました。そっとしまっておくことも現実的に考えたのですが、それでも作品として出してみたいと思ったのは、「この小説を読んだ人は、どんなことを感じたり思ったりするのだろう?」という、これまでに持ったことがなかったタイプの好奇心が大きく膨らんだためです。 いわば、今回の小説を踏まえて、私は人それぞれにもっている「何か」を知りたいのだと思います。その何かが何なのかは今はわからないですし、知ってしまいたくないような気もするのですが、話の口火を切るようなつもりで、今回のZINEを放ちます。 「なきもの」はシリーズとして、vol.2 vol.3と続けて出していく予定です! 〜仕様について〜 ひとつながりの冊子ではなく封筒のなかに3篇が別々に入っているスタイルです。今回つくっているときに意識したのは、「本のもつ圧力からいかに自由になれるか」ということでした。紙の厚さもこれまでより薄いので、ちょうどいいところで折り曲げたり開きっぱなしにしたりと、ガシガシ使って読んでみてください! タイトル:なきもの 書き手:小幡玲央 発行日:2026年7月1日 サイズ:角2封筒入り・本文A4サイズ(合計8枚)

  • 目下茫洋

    JPY 1,000(USD 6.31)

    「女」という概念と取っ組み合うZINE。 性別という変数に向き合った「否定」、若い女という属性を巡る貧しさを記述した「哀歓」、「じゃっ夏なんで」の歌詞を手がかりに記号と肉体について考えた「私論」の3編。 タイトル:目下茫洋 書き手:OBATA LEO(小幡玲央) 発行日:2023年11月11日 サイズ:A5サイズ(本文8面 / A3サイズ四つ折り) これまでに販売した場所:大阪淡路の自転車屋さん「タラウマラ」・「文学フリマ東京37」 抜粋 * 「臍の下に埋め込まれた爆弾を抉りとるための努力を続けながら、同時にあるのかわからない最終地点に向けて爆弾を運ぶ。本当は抉り取ることはできないとわかっていても、背骨を曲げて運び続けることが、すなわち生きることになっている。」 * 「性別ありきで関わってくる人に対して、激しい腹立ちと落胆を感じるけれど、自分に怒る資格があるとも思えない。結果的に、人間としての中身や知識の不足を文字通りに粉飾しているのだから、それはむしろ本望として受け入れるべき事態なのではないかとすら思う。」 * 「『欲情』とはつまり、ひとりの人間を女の肉体に閉じ込めた上で愛でるという行為にほかならない。自分はフィクションを通じてその快楽を学び、現実を通じてその地獄を味わった。」 * 通常、3日以内に発送いたします。 年末年始・お盆などで発送が遅れる場合もありますが、1週間以内に発送いたします。

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